HI-MATIC E

 

手順

 

紫白 症状

ファインダー内のインジケータ緑/赤が点灯しない

 

 

紫白 推定原因

断線

 

 

 

 

修理記録 (2018年9月)

 

ファインダー付近の観察から始める事にし、軍艦部カバーを取り外す事にしました。

 

手順

まず、巻上レバーを外します。道具はケガキコンパスです。

 

手順

巻き上げレバーを外した後には回転力伝達の為の板金部品が現れますので、これも外します。

 

手順

巻き戻しレバーは、軸の凹部にピンセットの背中を差し込んで回転させると、緩みます。

 

手順

巻き戻しレバーを外すとビスが現れますので、これも外します。

 

手順

それ以外に2本のビスを外します。
軍艦部カバーの後側に1本。

 

手順

巻き取り側の側面に1本有ります。

 

手順

ここまでの部品を外すと軍艦部カバーは取れます。写真は、軍艦部内部です。
で囲んだ部品が宙に浮いてぶらぶらしていました。
豆電球と、それを保持する板金の様です。

 

手順

別の角度から見てみると、板金には穴が開いています。これはネジ用バカ穴なのですが、本体側の相手部品のネジ穴にはねじ切れたビスの残骸が残っていました。
残ったネジの残骸は取り外せないのでネジ止めのやり直しはあきらめて、豆電球保持金具を接着する事にしますた。

 

手順

両面テープで仮止めしておきます。

 

手順

写真中、白く盛り上がって見えるのが接着剤です。

 

手順

接着剤も記録の為に写真に撮っておきます。

5分で固化始める2成分接着剤です。5分間つまようじで押さえていました。

 

手順

私見点灯してみました。シャッターボタンを半押しします。
緑のフィルムを透過した光が見えます。暗い部屋で、さらに半押しで押し込むと緑から赤に変わります。
成功です。

 

手順

再び軍艦部カバーを取り付けます。フラッシュのマニュアルとオート切替えレバーは外してしまったのですが、これは外す必要は有りませんでした。
一足先にカバーへ取り付けておきます。

 

手順

マニュアルとオート切替えレバーのカバー内部の様子です。

 

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